サイトについて
なぜ作ったのか、どういう方針でデータを集め、どう表示し、どう更新しているかをまとめています。
なぜ作ったのか
きっかけは、妻や子どもにまとまった形で伝えられるものが見つからなかったことです。「これさえ見ておけば大丈夫」と言える、お金の全体像を扱ったサイトが、探しても見当たりませんでした。ないなら作ろう、というのが出発点です。自分自身が学校でこういうものに出会えていたら、と思うところもあります。
もうひとつ、伝える側のことも考えています。お金の話は、聞かれた大人のほうが言葉に詰まってしまい、そこで止まってしまうことが少なくありません。こども向けのページは、こどもが自分で読める言葉で書くと同時に、教える大人がそのまま言い方を借りられる形にしています。聞き返されたときに一段深いところまで戻れるように、大人向けのページや先生向けの予習ページとつないであります。
同時に、大人になってからお金のことを学ぶ機会がないまま、苦労している方が周りにたくさんいます。誰も教えてくれなかっただけで、本人の責任ではありません。そういう方にも役立つものにしたいと考えています。
そしてこれは、個人の得や損の話にとどまらないと考えています。子どものころから当たり前のようにお金のことを学んでおけば、多くの人が安心して生活を組み立てられるようになります。少子高齢化が進むこれからの日本が、日本らしさを失わずに続いていくために、いちばん大事なことのひとつだと思っています。
そのため、このサイトはこども向けと大人向けの2つの入口を持っています。 こども向けのページは学校の授業でもそのまま使える形にしてあり、授業目的であれば自由に複製・改変していただけます。金融教育の教材が足りないのなら、少しでも足しになればと考えています。
2つの入口は、別々の内容というより、同じ話題を読む人に合わせて言い換えたものです。お金の話は、聞かれた大人のほうが答えに詰まって、そこで止まってしまうことがあります。大人がこどもに教えるときに、ちゃんと伝わること。これもこのサイトのねらいのひとつです。そのため、こども向けのページは、教える大人がそのまま言い方を借りられることも意識して書いています。背景から押さえたい場合のために先生のための予習を用意し、単元によっては対応する大人向けのページへのリンクも添えています。学校でも家庭でも、伝える人が言葉に困らないところまでを射程に入れています。
編集方針
出典と基準日を必ず書く
掲載しているすべての数値には、出典名・公表機関・URL に加えて基準日(そのデータが指している時点)と取得日(本サイトが転記した日)を付けています。統計は改定・遡及修正されることがあるため、いつ時点のどの資料を見たのかが分からない数値は、それだけで判断材料になりません。
公式資料での裏取りが取れなかった数値には「未確認」の注記を付け、確認済みの数値と視覚的に区別しています。
推奨ではなく比較材料を出す
特定の銘柄や資産配分を勧めることはしません。代わりに、
- 横並びで比較できる客観データ(連動指数、信託報酬、分配方針、NISA の対象区分など。純資産総額は日々変動し転記の確度を保てないため、ファンド・ETF データ集の「あえて載せていないこと」に理由を書いています)
- そのデータをどう読むかの解説(コストが効く理由、純資産規模と繰上償還、連動精度、為替ヘッジのコストなど)
を提供します。判断の材料と判断の枠組みまでを示し、判断そのものは読者に委ねる、という切り分けです。
試算の前提を隠さない
シミュレーターは、使っている計算式と仮定をページ上に明示しています。単一の「正解」を提示するのではなく、前提を動かしたときに結果がどれだけ動くか(感度)を確かめられることを重視しています。
また、試算条件は URL に反映されるので、そのままリンクを共有すれば同じ条件を再現できます。
主な出典
- 総務省統計局(消費者物価指数、家計調査)
- 国立社会保障・人口問題研究所(日本の将来推計人口)
- 厚生労働省(公的年金の財政検証)
- 金融庁(NISA 制度)
- e-Gov法令検索(確定拠出年金法施行令などの根拠条文)
- 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)(基本ポートフォリオ、運用実績)
- 文部科学省・日本政策金融公庫(教育費調査)
- 住宅金融支援機構(フラット35利用者調査)
- 各運用会社の交付目論見書・月次レポート
各ページの末尾に、そのページで使用した出典の一覧を掲載しています。
データをどう更新しているか
統計や制度の数値は、ページごとに書き写すのではなく一か所にまとめてあります。更新のたびに、出典元の最新資料にあたって値と基準日を確認し、基準日と取得日を書き換え、URL が変わっていれば出典側も直します。
公開前には、出典の記載漏れ、取得日が基準日より前になっていないか、資産配分の合計が 100 になっているかといった点を機械的に検査しています。人手の転記ミスは必ず起きるという前提で、気づける形にしてあります。
サイト全体の「データ最終更新日」は、各データの取得日の最大値から自動的に導出しています。手で書き換える欄ではないので、更新していないのに新しい日付が出ることはありません。
図表について
統計のグラフは画像ではなく、サーバー側で描いた図として配信しています。JavaScript が無効な環境でも表示され、すべてのグラフに元データの表を添えてあります。図から数値を読み取らせるのではなく、数字そのものを確かめられるようにするためです。
ご指摘・訂正について
数値の誤り、出典の不備、リンク切れなどにお気づきの場合は、お知らせください。訂正した場合は該当データの取得日を更新します。
メール: tanetochie@gmail.com
授業でお使いいただいた感想、扱ってほしい単元のご要望も歓迎します。実際に教室で使われたときにどこが分かりにくかったか、というのはとくに貴重な情報です。
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