年齢連動型(20〜40代の例)
「株式比率 = 100 − 年齢」という古典的な目安を30歳に当てはめた場合の一例。
これは推奨ではありません
一般に紹介される考え方の「例」として掲載しています。この配分を採用することを勧めるものではありません。
| 資産クラス | 配分 | 性質 |
|---|---|---|
| 全世界株式 | 70% | 先進国・新興国を時価総額に応じて広く含む。1本で世界の株式に分散できる。 |
| 先進国株式 | 10% | 日本を除く先進国の株式。時価総額の比率から、実質的には米国株式が大きな割合を占める。 |
| 国内債券 | 15% | 日本国債などが中心。値動きが小さく、株式が下がる局面で相対的に持ちこたえやすい。金利が上がると価格は下がる。 |
| 現金 | 5% | 元本は減らないが、インフレのぶん購買力は目減りする。 |
期待リターンとリスク(理論値)
期待リターン
5.16%
リスク(標準偏差)
18.94%
約68%の年が収まる範囲
-13.8% 〜 24.1%
約95%の年が収まる範囲
-32.7% 〜 43.0%
下振れの数字を先に見てください
この配分では、20年に1回程度は年間 -32.7% まで下がることが想定されます。1,000万円なら -327万円 の増減です。この数字を見て「続けられそうか」を確かめるのが、この表の使い方です。
なお、実際のリターンの分布は正規分布より裾が厚いため、これより極端な年も起こりえます。
資産配分
単位: %
- 全世界株式
- 先進国株式
- 国内債券
- 現金
データを表で見る
| 資産クラス | 配分 |
|---|---|
| 全世界株式 | 70.0% |
| 先進国株式 | 10.0% |
| 国内債券 | 15.0% |
| 現金 | 5.0% |
この配分の考え方
- 運用できる期間が長いほど、途中の下落から回復する時間があるという考え方に基づく。
- 年齢が上がるにつれて株式比率を下げていく(グライドパス)という運用ルールにしやすい。
留意点
- 「100 − 年齢」という規則には根拠らしい根拠がありません。寿命が延びた現在では株式比率が低すぎるという批判があります。
- リスク許容度を決めるのは年齢だけではありません。収入の安定性、扶養家族の有無、すでにある資産の額なども効きます。
計算の前提
以下の期待リターン・リスク・相関は、長期の一般的な水準を参考に本サイトが置いた前提値です。特定の機関が公表した数値の転記ではありません。前提が変われば計算結果も変わるため、絶対値ではなく「配分を変えたときにどちら向きにどれくらい動くか」を見る目的でご利用ください。
期待リターンは各資産の期待リターンの加重平均(Σwᵢμᵢ)、リスクは相関を考慮した√(wᵀΣw) で計算しています。相関が低い資産を組み合わせるほど、リスクは加重平均より小さくなります。
ほかの配分と比べる
アセットアロケーションの一覧で、すべての配分例の期待リターンとリスクを横並びで見られます。