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タネとチエ

8資産均等

株式・債券・REIT を国内/先進国/新興国に分けて均等に持つ構成。バランス型ファンドでよく採用されている。

これは推奨ではありません

一般に紹介される考え方の「例」として掲載しています。この配分を採用することを勧めるものではありません。

8資産均等 の資産配分
資産クラス配分性質
国内株式12.5%日本企業の株式。給与収入も日本経済に依存している人にとっては、リスクが重なる面がある。
先進国株式12.5%日本を除く先進国の株式。時価総額の比率から、実質的には米国株式が大きな割合を占める。
新興国株式12.5%成長期待が高い一方で、値動きも政治的な不確実性も大きい。
国内債券12.5%日本国債などが中心。値動きが小さく、株式が下がる局面で相対的に持ちこたえやすい。金利が上がると価格は下がる。
先進国債券12.5%米国・欧州などの国債・社債。円建てで見ると為替の影響を強く受けるため、名前の印象より値動きは大きい。
新興国債券12.5%—
国内REIT12.5%国内の不動産に投資する上場商品。株式に近い値動きをすることが多い。
海外REIT12.5%海外の不動産。為替の影響も受ける。

期待リターンとリスク(理論値)

期待リターン

4.43%

リスク(標準偏差)

13.74%

約68%の年が収まる範囲

-9.3% 〜 18.2%

約95%の年が収まる範囲

-23.1% 〜 31.9%

下振れの数字を先に見てください

この配分では、20年に1回程度は年間 -23% ほどの下落が起きる前提で計算しています。1,000万円なら -231万円 ほどの増減です。この数字を見て「続けられそうか」を確かめるのが、この表の使い方です。

なお、実際のリターンの分布は正規分布より裾が厚いため、これより極端な年も起こりえます。

資産配分

単位: %

8資産均等 の内訳値は「データを表で見る」の表にあります。

  • 国内株式
  • 先進国株式
  • 新興国株式
  • 国内債券
  • 先進国債券
  • 新興国債券
  • 国内REIT
  • 海外REIT
データを表で見る
資産配分
資産クラス配分
国内株式12.5%
先進国株式12.5%
新興国株式12.5%
国内債券12.5%
先進国債券12.5%
新興国債券12.5%
国内REIT12.5%
海外REIT12.5%

この配分の考え方

  • 資産の種類が多く、どれか1つが大きく下げても全体への影響が限定されやすい。
  • 1本のファンドで完結し、リバランスもファンド内で行われる。

留意点

  • 均等配分は「各資産を同じだけ持つ」というだけの規則であり、時価総額や役割を反映したものではありません。世界経済に占める比率とは大きく異なります。
  • 新興国債券やREITを含むぶん、信託報酬は全世界株式のインデックスファンドより高くなる傾向があります。

計算の前提

期待リターン・リスク・相関の前提値は、来歴が2つに分かれています。国内債券・先進国債券・国内株式は年金積立金管理運用独立行政法人が公表している前提値、それ以外は長期の一般的な水準を参考に本サイトが置いた前提値で、後者には「未確認」と付けています。日本の公的機関が資産クラス別の前提値を公表しているのは伝統的な4資産までで、新興国・REIT・金には公表値がありません。先進国株式については公表値はあるのですが、その対象指数が本サイトの区分と一致しない(新興国を含み、日本を含まない)ため当てていません。また、公表されている期待リターンは4つの経済シナリオごとに示されていて、本サイトはそのうち1つを使っています。シナリオを変えれば数字も動きます。来歴の違う前提値を1つの式に入れているので、配分どうしの差には前提の出どころの差も混じります。前提が変われば計算結果も変わるため、絶対値ではなく「配分を変えたときにどちら向きにどれくらい動くか」を見る目的でご利用ください。

この配分で使っている資産クラスのうち、国内株式・国内債券・先進国債券は公表されている前提値、先進国株式・新興国株式・新興国債券・国内REIT・海外REITは、本サイトの区分に当てられる公表値が無いため本サイトが置いた前提です。資産クラスごとの内訳はアセットアロケーションのページに一覧で出しています。

期待リターンは各資産の期待リターンの加重平均(Σwᵢμᵢ)、リスクは相関を考慮した√(wᵀΣw) で計算しています。相関が低い資産を組み合わせるほど、リスクは加重平均より小さくなります。

ほかの配分と比べる

アセットアロケーションの一覧で、すべての配分例の期待リターンとリスクを横並びで見られます。

並びは一覧と同じで、評価の順位ではありません。ここに挙げたどれかを勧めるものでもありません。

配分は置いたあとも時間とともにずれます。ずれをどう扱うかは見直しとリバランスにあります。