債券中心(安定重視の例)
数年以内に使う予定がある、または値動きに強い不安がある場合に取り上げられる構成の一例。
これは推奨ではありません
一般に紹介される考え方の「例」として掲載しています。この配分を採用することを勧めるものではありません。
| 資産クラス | 配分 | 性質 |
|---|---|---|
| 国内債券 | 45% | 日本国債などが中心。値動きが小さく、株式が下がる局面で相対的に持ちこたえやすい。金利が上がると価格は下がる。 |
| 先進国債券 | 20% | 米国・欧州などの国債・社債。円建てで見ると為替の影響を強く受けるため、名前の印象より値動きは大きい。 |
| 全世界株式 | 20% | 先進国・新興国を時価総額に応じて広く含む。1本で世界の株式に分散できる。 |
| 現金 | 15% | 元本は減らないが、インフレのぶん購買力は目減りする。 |
期待リターンとリスク(理論値)
期待リターン
2.11%
リスク(標準偏差)
6.62%
約68%の年が収まる範囲
-4.5% 〜 8.7%
約95%の年が収まる範囲
-11.1% 〜 15.4%
下振れの数字を先に見てください
この配分では、20年に1回程度は年間 -11.1% まで下がることが想定されます。1,000万円なら -111万円 の増減です。この数字を見て「続けられそうか」を確かめるのが、この表の使い方です。
なお、実際のリターンの分布は正規分布より裾が厚いため、これより極端な年も起こりえます。
資産配分
単位: %
- 国内債券
- 先進国債券
- 全世界株式
- 現金
データを表で見る
| 資産クラス | 配分 |
|---|---|
| 国内債券 | 45.0% |
| 先進国債券 | 20.0% |
| 全世界株式 | 20.0% |
| 現金 | 15.0% |
この配分の考え方
- 値動きが小さく、必要なときに近い金額が残っている可能性が高い。
- 下落に耐えられずにやめてしまうくらいなら、比率を落として続けるほうが結果的に良いという考え方。
留意点
- インフレが続く局面では、購買力が目減りする可能性があります。「元本が減らない=損をしない」ではありません。
- 本当に数年以内に使うお金であれば、運用せず預金に置くほうが目的に合っています。
計算の前提
以下の期待リターン・リスク・相関は、長期の一般的な水準を参考に本サイトが置いた前提値です。特定の機関が公表した数値の転記ではありません。前提が変われば計算結果も変わるため、絶対値ではなく「配分を変えたときにどちら向きにどれくらい動くか」を見る目的でご利用ください。
期待リターンは各資産の期待リターンの加重平均(Σwᵢμᵢ)、リスクは相関を考慮した√(wᵀΣw) で計算しています。相関が低い資産を組み合わせるほど、リスクは加重平均より小さくなります。
ほかの配分と比べる
アセットアロケーションの一覧で、すべての配分例の期待リターンとリスクを横並びで見られます。