教育費シミュレーター
幼稚園から大学までの進路を選ぶと、総額と、必要な毎月の積立額が出ます。支出の山が来る時期も一緒に確認できます。
金額は平均的な目安です
幼稚園〜高等学校は学習費総額(学校教育費・学校給食費・学校外活動費の合計)、大学は授業料・入学料・施設設備費の目安です。どの数字がいつ時点のもので、どこからが本サイトの算出かは、下の「この試算に使っている数字」に区分ごとに書いています。実際にかかる額は、地域、塾や習い事の有無、進学先によって大きく変わります。
2年目以降は、授業料と施設設備費が初年度と同じ額で続くものとして積んでいます。調査が調べているのは入学初年度だけなので、ここは本サイトが置いた前提です。施設設備費を毎年徴収するかどうかは大学によって違います。
ここでの計算は「桁を把握する」ためのものとしてお使いください。
この試算に使っている数字
- 幼稚園〜高等学校基準日 2024年3月31日 / 取得日 2026年9月2日
- 令和5年度「子供の学習費調査」の学習費総額(学校教育費・学校給食費・学校外活動費の合計、高等学校は全日制)。令和6年12月25日公表分の令和8年1月16日訂正版。
- 国立大学基準日 2025年4月1日 / 取得日 2026年9月2日
- 省令の標準額(授業料 年額535,800円・入学料282,000円)。各国立大学法人は標準額の120%を上限に自ら定められるため、実際の額は大学ごとに異なります。
- 私立大学の入学初年度基準日 2025年4月1日 / 取得日 2026年9月2日
- 「私立大学等の令和7年度入学者に係る学生納付金等調査結果」の学部系統別の合計(授業料+入学料+施設設備費)。全員に必ずかかる納付金だけを積むため合計を使い、学部や課程によって有無が分かれる実験実習料などは含めていません。それらまで含めた「総計」が同じ表にあり、額は大きくなります(医歯系で約621万円)。
- 私立大学の授業料+施設設備費(毎年かかる分)基準日 2025年4月1日 / 取得日 2026年9月2日
- 同じ調査の授業料と施設設備費を足した額です(文科系なら850,392円+141,892円)。入学料は初年度だけなので入れていません。この調査が調べているのは入学初年度だけで、同じ額が2年目以降もかかるかどうかは調べていません。
- 下宿の追加費用基準日 2025年3月31日 / 取得日 2026年9月2日
- 日本学生支援機構「令和6年度学生生活調査」1-1表(大学学部・昼間部)の生活費の差から本サイトが算出した参考値です。下宿・アパート等の平均1,256,700円から自宅の平均500,800円を引いています。差を「下宿で増える費用」と読むのは、2つの群の家庭の状況や進学先が同じだと置いた場合の話です。通学費は差し引いていません(大学の費用に通学費を含めていないため)。
条件を入力
0 なら生まれたばかりとして、これから全期間の費用を計算します。複数人の場合は、いちばん上のお子さんの年齢です。
全員が同じ進路をたどると仮定して計算します。山が重なる年があるかどうかを見るためのものです。
児童手当などを積立に回す場合に入れてください。お子さん1人あたりの月額として、18歳になるまで受け取るものとして計算します。実際の支給額と期間は、お住まいの自治体でご確認ください。
使う時期が決まっているお金なので、控えめな数字を入れるほうが安全側の試算になります。
入力した条件は URL に入っています。このリンクを開くと同じ試算が再現されます。
教育費の総額(インフレ考慮後)
986万円
今の価格なら 860万円
必要な毎月の積立額
35,300円
21年間、支出時に不足しない最小額
支出が最も大きい年
98万円
積立の総額
888万円
運用益 98万円
年齢ごとの教育費
単位: 万円
お子さんの年齢ごとに発生する教育費(インフレ考慮後)値は「データを表で見る」の表にあります。
大学入学の年に大きな山が来ます。総額を年数で割った額を積み立てるだけでは、この山で足りなくなります。
データを表で見る
| お子さんの年齢 | その年の教育費 |
|---|---|
| 3歳 | 19万円 |
| 4歳 | 19万円 |
| 5歳 | 19万円 |
| 6歳 | 39万円 |
| 7歳 | 39万円 |
| 8歳 | 40万円 |
| 9歳 | 40万円 |
| 10歳 | 40万円 |
| 11歳 | 41万円 |
| 12歳 | 61万円 |
| 13歳 | 62万円 |
| 14歳 | 62万円 |
| 15歳 | 69万円 |
| 16歳 | 70万円 |
| 17歳 | 71万円 |
| 18歳 | 98万円 |
| 19歳 | 65万円 |
| 20歳 | 65万円 |
| 21歳 | 66万円 |
教育資金の残高推移
単位: 万円
必要な積立を続けた場合の、教育資金の残高値は「データを表で見る」の表にあります。
必要な積立額は「すべての支出時点で残高がマイナスにならない最小の定額」として逆算しています。
データを表で見る
| お子さんの年齢 | 期首残高 | 積立 | 支出 | 期末残高 |
|---|---|---|---|---|
| 1歳 | 0万円 | 42万円 | 0万円 | 43万円 |
| 2歳 | 43万円 | 42万円 | 0万円 | 87万円 |
| 3歳 | 87万円 | 42万円 | 19万円 | 113万円 |
| 4歳 | 113万円 | 42万円 | 19万円 | 140万円 |
| 5歳 | 140万円 | 42万円 | 19万円 | 168万円 |
| 6歳 | 168万円 | 42万円 | 39万円 | 177万円 |
| 7歳 | 177万円 | 42万円 | 39万円 | 186万円 |
| 8歳 | 186万円 | 42万円 | 40万円 | 195万円 |
| 9歳 | 195万円 | 42万円 | 40万円 | 203万円 |
| 10歳 | 203万円 | 42万円 | 40万円 | 212万円 |
| 11歳 | 212万円 | 42万円 | 41万円 | 220万円 |
| 12歳 | 220万円 | 42万円 | 61万円 | 208万円 |
| 13歳 | 208万円 | 42万円 | 62万円 | 196万円 |
| 14歳 | 196万円 | 42万円 | 62万円 | 182万円 |
| 15歳 | 182万円 | 42万円 | 69万円 | 161万円 |
| 16歳 | 161万円 | 42万円 | 70万円 | 139万円 |
| 17歳 | 139万円 | 42万円 | 71万円 | 115万円 |
| 18歳 | 115万円 | 42万円 | 98万円 | 64万円 |
| 19歳 | 64万円 | 42万円 | 65万円 | 44万円 |
| 20歳 | 44万円 | 42万円 | 65万円 | 23万円 |
| 21歳 | 23万円 | 42万円 | 66万円 | 0万円 |
なぜ「総額 ÷ 年数」では足りないのか
教育費でいちばん重要なのは、支出が均等に発生しないことです。大学入学の年に大きな山が来ます。
総額を年数で割った額を積み立てていると、その山の時点でお金が足りません。そのため本サイトでは、すべての支出時点で残高がマイナスにならない最小の定額を二分探索で逆算しています。単純な割り算より必要額は大きくなりますが、こちらが実際に必要な額です。
使う時期が近いお金の置き方
教育費は、使う時期と金額がほぼ決まっているお金です。この性質は、老後資金とは大きく異なります。
大学入学の直前に相場が下がっていると、必要な額に届かない可能性があります。そのため、使う時期が近づくにつれて、値動きのある商品から現金へ移していくという考え方が一般的です。想定利回りに控えめな数字を入れているのも同じ理由です。
この試算に含まれていないもの
- 高等学校等就学支援金、授業料減免、給付型奨学金などの支援制度。
- 受験にかかる費用(受験料、交通費、予備校など)。
- 奨学金や教育ローン。全額を自力で用意する必要はありません。選択肢として把握しておくと、必要な積立額の見え方が変わります。
児童手当を積立に回す場合
入力欄に月額を入れると、お子さん1人あたり18歳になるまで受け取るものとして、必要な積立額から差し引いて計算します。実際の支給額と支給期間は改正が入るので、お住まいの自治体の案内でご確認ください。金額をこちらで固定していないのはそのためです。
お子さんが複数いる場合
人数と年齢差を入れてください。全員が同じ進路をたどると仮定して、年齢差ぶんずらして計算します。 1人ずつ試算した積立額を単純に足すと、大きな支出が重なる年で不足します。この試算は「支出時に残高がマイナスにならない最小額」を求めるので、重なりを含めて1本で解いています。
進路が子どもごとに違う場合は、この試算では表せません。人数を1人にして別々に出したうえで、年ごとの表を足し合わせて重なりを見てください。
教育費を置く場所(ジュニアNISAとこどもNISA)
ジュニアNISA(2023年で新規買付を終了)の保有分の扱いと、2027年1月から未成年でも開設できるようになる非課税口座(通称「こどもNISA」)は、別の制度です。前者は保有分の払出しに、後者は12歳までの払出し制限に、それぞれ注意点があります。こどもNISAと、子どもの資産形成でまとめています。
どちらも非課税で運用できる器の話で、この試算が出す「いくら必要か」を変えるものではありません。上の「使う時期が近いお金の置き方」と合わせて考える部分です。
出典
- [1]文部科学省「子供の学習費調査(新しいタブで開きます)」(利用条件: 公共データ利用規約(第1.0版)(新しいタブで開きます))
- [2]デジタル庁 e-Gov法令検索「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令 第2条(授業料・入学料の標準額)(新しいタブで開きます)」(利用条件: 公共データ利用規約(第1.0版)(新しいタブで開きます))国立大学の学部は授業料の年額535,800円・入学料282,000円が標準額。第10条により各国立大学法人は標準額の120%を上限に自ら定められるため、実際の額は大学ごとに異なる。
- [3]文部科学省「私立大学等の入学者に係る学生納付金等調査結果(新しいタブで開きます)」(利用条件: 公共データ利用規約(第1.0版)(新しいタブで開きます))入学初年度の授業料・入学料・施設設備費の平均額。令和5年度調査から隔年実施で、最新は令和7年度入学者(2025年12月26日公表)。2年目以降の納付金は調査対象外。
- [4]日本学生支援機構(JASSO)「学生生活調査(新しいタブで開きます)」(利用条件: 出所を明記すれば転載・複製が可能(新しいタブで開きます))隔年実施。居住形態(自宅・学寮・下宿等)別の学費と生活費の内訳が取れる。最新は令和6年度(2026年3月31日公表)。
- [5]金融庁「令和8(2026)年度税制改正について(税制改正大綱における金融庁関係の主要項目)(新しいタブで開きます)」(利用条件: 公共データ利用規約(第1.0版)(新しいタブで開きます))つみたて投資枠の対象年齢見直し(0〜17歳・年間60万円・非課税保有限度額600万円)を掲載。令和9年から。
- [6]財務省「令和8年度税制改正の解説(租税特別措置法等(所得税関係)の改正)(新しいタブで開きます)」(利用条件: 公共データ利用規約(第1.0版)(新しいタブで開きます))所得税法等の一部を改正する法律は令和8年3月31日に成立・公布。未成年者特定累積投資勘定の要件を条文単位で解説している。