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タネとチエ

年収の壁

扶養の範囲を超えると世帯の手取りの増え方が変わる、と言われる境目のこと。税の扶養(配偶者控除・配偶者特別控除)と、社会保険の扶養(自分が健康保険・厚生年金に加入するか)という、性質の違う2つが同じ言葉で語られています。

ねんしゅうのかべ制度・税

この説明に出てくる金額や割合は、語の意味を示すために書いたもので、基準日つきの数値として持っているものではありません。制度は改正されます。最新の金額と要件は、公表している機関の資料でご確認ください。

なぜそうなっているのか

税と社会保険は、目的も所管も別の制度で、それぞれ独自の基準を持っています。ところが働く側からは、どちらも「年収がいくらか」という一つの数字で決まるように見えます。性質の違う2つの話が「壁」という一つの言葉にまとまってしまったのはそのためです。税の側は控除が段階的に減っていく作りで、社会保険の側は基準を満たすと加入が始まる作りなので、手取りの変わり方も別物になります。

誤解しやすいところ

税の側は控除が段階的に減るので、超えた瞬間に手取りが逆転する作りではありません。社会保険の側は保険料の負担が新しく発生する一方、将来の年金や傷病手当金などの保障が増えます。加入の条件は勤務先の規模などで変わるので、金額だけでは決まりません。

もう一段くわしく

「扶養の壁」は、2つの別の話

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