名目と実質
名目は表示されている金額そのもの、実質は物価の変動を除いた値です。給料が3%上がっても物価が3%上がっていれば、実質では変わっていません。
めいもくとじっしつ基本
この説明に出てくる金額や割合は、語の意味を示すために書いたもので、基準日つきの数値として持っているものではありません。制度は改正されます。最新の金額と要件は、公表している機関の資料でご確認ください。
やさしく言うと
「いくら」で見るのが名目。「なにが買えるか」で見るのが実質。
なぜそうなっているのか
同じ金額でも、それで買えるものの量は年によって変わります。金額だけを並べても時期をまたいだ比較ができないので、物価の変動で割り戻した値を別に用意しているのが実質です。統計が名目と実質の両方を公表しているのは、どちらかが正しいからではなく、見たいものが違うからです。手元の資金繰りを見るときは名目、暮らし向きが良くなったかを見るときは実質、という使い分けになります。
誤解しやすいところ
この区別がないと、「減っていないから損していない」という誤解が生まれます。預金は名目では減りませんが、物価が上がれば実質では目減りします。