物価(消費者物価指数)
お金の額が変わらなくても、買える量は変わります。その変化を測っているのが消費者物価指数です。
2025年の消費者物価指数(総合)
111.9
2020年 = 100
前年比
+3.2%
2020年の10,000円の購買力
8,937円
2025年時点
基準日 2025年12月31日 / 取得日 2026年8月30日
消費者物価指数の推移(総合)
単位: 2020年 = 100
2013年から2021年ごろまではほぼ横ばいでしたが、2022年以降に上昇しています。
データを表で見る
| 年 | 指数 |
|---|---|
| 2013年 | 94.9 |
| 2014年 | 97.5 |
| 2015年 | 98.2 |
| 2016年 | 98.1 |
| 2017年 | 98.6 |
| 2018年 | 99.5 |
| 2019年 | 100 |
| 2020年 | 100 |
| 2021年 | 99.8 |
| 2022年 | 102.3 |
| 2023年 | 105.6 |
| 2024年 | 108.5 |
| 2025年 | 111.9 |
前年比の推移
単位: %
- 総合
- 生鮮食品を除く総合
マイナスの年(2016年、2021年)は、物価が前年より下がったことを示します。
データを表で見る
| 年 | 総合 | 生鮮食品を除く総合 |
|---|---|---|
| 2013年 | +0.4% | +0.4% |
| 2014年 | +2.7% | +2.6% |
| 2015年 | +0.8% | +0.5% |
| 2016年 | -0.1% | -0.3% |
| 2017年 | +0.5% | +0.5% |
| 2018年 | +1.0% | +0.9% |
| 2019年 | +0.5% | +0.6% |
| 2020年 | 0.0% | -0.2% |
| 2021年 | -0.2% | -0.2% |
| 2022年 | +2.5% | +2.3% |
| 2023年 | +3.2% | +3.1% |
| 2024年 | +2.7% | +2.5% |
| 2025年 | +3.2% | +3.1% |
この数字が意味すること
2020年を100としたとき、2025年は111.9です。つまり、2020年に10,000円で買えたものは、2025年には約11,190円かかります。
裏返すと、2020年から現金のまま置いていた10,000円は、購買力でいえば約8,937円になっています。金額は1円も減っていないのに、です。
「コアCPI」とは
生鮮食品は天候によって大きく振れるため、これを除いた指標が「生鮮食品を除く総合(コアCPI)」です。物価の基調を見るために使われ、金融政策の判断でも重視されます。
さらにエネルギーも除いた「生鮮食品及びエネルギーを除く総合」もあります。どの指標を見るかで数字が変わるので、比較するときは同じ指標同士で比べる必要があります。
実質と名目
「名目」は表示されている金額そのもの、「実質」は物価の変動を除いた値です。給料が3%上がっても物価が3%上がっていれば、実質では変わっていません。
本サイトのシミュレーターで実質値を併記しているのは、この区別を見えるようにするためです。
注意すべきこと
- 物価は必ず上がるものではありません。日本は長く上がらない状態が続きました。過去の傾向をそのまま将来に延ばすことはできません。
- 消費者物価指数は平均的な家計の消費パターンに基づいています。実際に感じる物価は、何を買うかによって人それぞれです。
- 物価が上がること自体が悪いわけではありません。賃金が同じだけ上がっていれば、生活は変わりません。問題になるのは、追いつかないときです。
授業で使う場合
このページのデータは、こども向けの「ねだんは、どうやって決まるの?」の単元で、そのまま使えます。ワークシートでは、この表からグラフを作り、10,000円の購買力を計算させる流れにしています。
出典
- [1]総務省統計局「消費者物価指数(CPI)」(政府標準利用規約(第2.0版))