物価(消費者物価指数)
お金の額が変わらなくても、買える量は変わります。その変化を測っているのが消費者物価指数です。
2020年の消費者物価指数(総合)
89.3
2025年 = 100
前年比
+3.2%
2020年の10,000円の購買力
8,930円
2025年時点
基準日 2025年12月31日 / 取得日 2026年9月5日
減っていないことと、損していないことは、ちがう。
なぜ: 物価が上がると、同じ金額で買えるものは減ります。2020年に10,000円で買えたものは2025年には約11,198円かかります。金額が変わらない預金は、購買力では目減りしています。
消費者物価指数の推移(総合)
単位: 2025年 = 100
2025年を100としたときの、各年の物価水準を示した折れ線です。値は「データを表で見る」の表にあります。
2013年から2021年ごろまではほぼ横ばいでしたが、2022年以降に上昇しています。
データを表で見る
| 年 | 指数 |
|---|---|
| 2013年 | 84.7 |
| 2014年 | 87.1 |
| 2015年 | 87.7 |
| 2016年 | 87.6 |
| 2017年 | 88.1 |
| 2018年 | 88.9 |
| 2019年 | 89.3 |
| 2020年 | 89.3 |
| 2021年 | 89.1 |
| 2022年 | 91.4 |
| 2023年 | 94.3 |
| 2024年 | 96.9 |
| 2025年 | 100 |
この図を引用する
この図の URL
https://tanetochie.com/statistics/inflation/#cpi-index
出典表記の文例
タネとチエ「物価(消費者物価指数)」消費者物価指数の推移(総合)/原典: 総務省統計局「2025年基準 消費者物価指数(CPI)」(基準日 2025年12月31日)/https://tanetochie.com/statistics/inflation/#cpi-index
閲覧日は引用する側で付けてください(静的に配信しているため、こちらでは日付を入れていません)。もとの数値の利用条件は原典ごとに違います。扱いは図表についてと、ページ末尾の出典一覧に書いてある利用条件をご確認ください。
前年比の推移
単位: %
消費者物価指数の前年比(総合/生鮮食品を除く総合)値は「データを表で見る」の表にあります。
- 総合
- 生鮮食品を除く総合
マイナスの年(2016年、2021年)は、物価が前年より下がったことを示します。
データを表で見る
| 年 | 総合 | 生鮮食品を除く総合 |
|---|---|---|
| 2013年 | +0.4% | +0.4% |
| 2014年 | +2.7% | +2.6% |
| 2015年 | +0.8% | +0.5% |
| 2016年 | -0.1% | -0.3% |
| 2017年 | +0.5% | +0.5% |
| 2018年 | +1.0% | +0.9% |
| 2019年 | +0.5% | +0.6% |
| 2020年 | 0.0% | -0.2% |
| 2021年 | -0.2% | -0.2% |
| 2022年 | +2.5% | +2.3% |
| 2023年 | +3.2% | +3.1% |
| 2024年 | +2.7% | +2.5% |
| 2025年 | +3.2% | +3.1% |
この図を引用する
この図の URL
https://tanetochie.com/statistics/inflation/#cpi-yoy
出典表記の文例
タネとチエ「物価(消費者物価指数)」前年比の推移/原典: 総務省統計局「2025年基準 消費者物価指数(CPI)」(基準日 2025年12月31日)/https://tanetochie.com/statistics/inflation/#cpi-yoy
閲覧日は引用する側で付けてください(静的に配信しているため、こちらでは日付を入れていません)。もとの数値の利用条件は原典ごとに違います。扱いは図表についてと、ページ末尾の出典一覧に書いてある利用条件をご確認ください。
この数字が意味すること
2025年を100とする指数で見ると、2020年は89.3です。つまり、2020年に10,000円で買えたものは、2025年には約11,198円かかります。
裏返すと、2020年から現金のまま置いていた10,000円は、購買力でいえば約8,930円になっています。金額は1円も減っていないのに、です。
「コアCPI」とは
生鮮食品は天候によって大きく振れるため、これを除いた指標が「生鮮食品を除く総合(コアCPI)」です。物価の基調を見るために使われ、金融政策の判断でも重視されます。
さらにエネルギーも除いた「生鮮食品及びエネルギーを除く総合」もあります。どの指標を見るかで数字が変わるので、比較するときは同じ指標同士で比べる必要があります。
実質と名目
「名目」と「実質」は、見ている軸が違います。「名目」は表示されている金額そのもの、「実質」は物価の変動を除いた値です。給料が3%上がっても物価が3%上がっていれば、実質では変わっていません。
本サイトのシミュレーターで実質値を併記しているのは、この区別を見えるようにするためです。
注意すべきこと
- 物価は必ず上がるものではありません。日本は長く上がらない状態が続きました。過去の傾向をそのまま将来に延ばすことはできません。
- 消費者物価指数は平均的な家計の消費パターンに基づいています。実際に感じる物価は、何を買うかによって人それぞれです。
- 物価が上がること自体が悪いわけではありません。賃金が同じだけ上がっていれば、生活は変わりません。問題になるのは、追いつかないときです。
授業で使う場合
このページのデータは、こども向けの「ねだんは、どうやって決まるの?」の単元で、そのまま使えます。ワークシートでは、この表からグラフを作り、10,000円の購買力を計算させる流れにしています。
出典
- [1]総務省統計局「2025年基準 消費者物価指数(CPI)(新しいタブで開きます)」(利用条件: 公共データ利用規約(第1.0版)(新しいタブで開きます))2026年7月分(2026年8月21日公表)から2025年基準。2024年12月以前は、旧基準の系列を2025年=100に換算した接続指数として公表されている。基準改定は5年ごとに来るので、取得日が新しいことは基準が新しいことを意味しない。
- [2]総務省統計局(政府統計の総合窓口 e-Stat)「2025年基準消費者物価指数 長期時系列データ(全国・年平均・中分類指数)(新しいタブで開きます)」(利用条件: 政府標準利用規約(第2.0版)に準拠(e-Stat 利用規約)(新しいタブで開きます))年平均の系列はここから転記する。接続指数は自分で計算しないこと(旧基準の指数を割り戻すと公表値と1桁ずれる)。統計局のサイト本体は公共データ利用規約(第1.0版)だが、e-Stat の規約は政府標準利用規約(第2.0版)に準拠のままなので、入手経路で規約名が違う。
免責事項
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将来推計は一定の仮定に基づく推計値であり、実績値とは区別して表示しています。