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タネとチエ

雪だるまは、ころがすほど大きくなる

ふえた分にも、ふえる

小学校 高学年45分

ふえた分にも、ふえる

1,000円が、1年で10%ふえるとします。1年後は100円ふえて1,100円。2年目は1,100円の10%なので、110円ふえて1,210円になります。もとの1,000円だけでなく、ふえた100円にも利子がつく。この ふえ方を複利と言います。雪だるまを ころがすときと 同じです。大きくなるほど、一回ころがしただけで くっつく雪も ふえます。

はじめはゆっくり、あとから急

ふえ方をグラフにすると、まっすぐな線ではなく、だんだん急になっていく線になります。はじめの何年かは ほとんど差が出ないので「きいていない」と感じますが、10年、20年とたつと 大きくひらきます。

1,000円はじめ10年後2,000円2,591円ふえた分にも ふえる毎年 100円ずつここは ほとんど同じ(やめたくなるところ)上にいくほど、たまったお金が多いことを あらわします。
どちらも 1,000円から はじめた 10年分です。ふえた分にも ふえるほうは、はじめの数年は ほとんど同じで、あとから ひらいていきます。

時間が いちばんの味方

同じ金額を、同じように ふやしても、10年と30年ではまったくちがう答えになります。だから「早く始めるほど、時間が味方になる」と言われます。金額の大きさより、年数の長さのほうがきくことがあります。

72の法則

72を、1年にふえる%の数で割ると、お金が およそ2倍になるまでの年数が出ます。年6%なら 72 ÷ 6 = 12年。年3%なら 72 ÷ 3 = 24年。だいたいの見当をつけるための目安です。

逆にも きく

大事な注意です。この ふえ方は、かりたお金にも同じようにきます。しかも、かりたときのほうが利子が多いので、こちらのほうが速く大きくなります。味方にもなれば、こまった相手にもなるということです。

ふりかえってみよう

読みおわったら、自分で たしかめてみましょう。紙に 印刷したときは、しるしを つけても いいです。ぜんぶに しるしが つかなくても だいじょうぶです。もう一度 読んでも いいし、先生や おうちの人に 聞いても いいです。

  • ふえた 分にも 利子が つく。だから ふえ方が だんだん 速くなると 言えるかな。
  • 年数が 長いほど、差が 大きくなると 言えるかな。
  • 72の 法則で、2倍に なるまでの 年数を だいたい 出せるかな。

もっとくわしく

このお話のつづきを、大人むけにくわしく書いたページがあります。積立シミュレーターを使う